精華学園高校 福岡東校の山口です。
まだまだ「通信制高校という存在を初めて知りました!」
なんてお声もよく聞きます。
もしくは「聞いたことがあったけど、よくわかりません」なんてお声も。
それは、なぜか。
それは、普段友達同士やお母さん同士の会話の中で出てくる「高校」とは、
全日制高校のことだからです。
↓通信制高校と全日制高校について詳しくはこちらのブログをご覧ください
通信制高校と全日制高校の違い
ほとんどの生徒は全日制高校に進学します。
でもご存じでしたか?どんな生徒も通信制高校に進学することができます。
高校卒業資格は全日制高校も通信制高校も同じです。
では、どんな人が通信制高校に向いているのか?
今日はそれをご説明しようと思います。
その前に少し全日制高校の説明です。
有名大学への進学率が高い進学校やスポーツの名門校や、就職に強い高校等、
各学校によって特徴があります。
みんな自分が選んだ高校で3年間。学業やスポーツ、様々な活動や経験を通して、
人間関係を学びます。
修学旅行や体育祭や文化祭。大きなイベントも次々にあり、とても楽しいですし、そこで得た経験はかけがえのないものです。
しかし楽しいことばかりではありません。
中学とは比較にならないレベルで学生数が多く、授業もいきなり難しくなり、
大人数の教室で黙々と勉強します。
先生が教えるスピードも早く、必死でついていかなくてはなりません。
少し休んだり、分からないことがあると、あっという間においていかれるので、
休み時間等に自分から先生や友達に聞いて早く解決しないといけません。
中学までの義務教育と違い、学校からの配慮はそこまで期待できません。
高校では、自ら学ぶ姿勢 が重要です。
全日制高校は確かにハードですが、それに見合うすばらしい経験ができる場所です。
できたら是非チャレンジしてほしいと思います。
それでは改めてもう一度
どんな人が通信制高校に向いているんでしょうか?
人が多いのが苦手…。集団授業についていけない…。
先生に質問しづらい…。周りのスピードについていけない…。
ほとんど中学の時に教室に入れなかった…。不登校だった…。
朝起きるのが苦手で起立性調節障害と診断された…。
コミニュケーションが苦手…。
何かに配慮やサポートが必要な方。
もしくは仕事やスポーツなど、なるべく登校日を抑えて、
無理なく確実に高校卒業を目指す方には通信制高校が向いていると思います。
全日制と通信制のどちらがいいとか悪いとかではありません。
どちらも同じ高校です。
一般的な全日制高校は学年制が導入されている為、
不登校気味で同じ教科の休みが多いと、
あっという間に欠課時数を超えてしまいます。
「進級できない!留年になる!どうしよう!」となった場合は退学ではなく、
転校を選んで下さい。
在学年数とそれまでに修得した単位を引き継ぐことができるので、
今までの頑張りは無駄にはなりません。
↓高校を辞めたいと思ったら、まずはこの記事をご覧ください
なので
転校しようか悩んでいる…。
一度高校を退学してしまったけど、もう一回勉強したいから、編入したい…。
こういう方も通信制高校に向いています。
当校では、学年や年齢に関係なく一緒の空間で勉強します。
自分らしく、マイペースで勉強したい人には通信制高校がおすすめです。
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