2020年9月29日火曜日

マイナスの言葉の効果

こんにちは。

精華学園高校 福岡東校の山口です。


私たちは子どもから大人になるにつれて、いろんな経験をします。

その中で、うまくいった経験よりも、うまくいかなかった経験の方がずっと記憶に残るそうです。

頭の中につい浮かんでくるのは、悔しいことや悲しいことが多いのは、そのせいなんでしょうね。

なので、それを繰り返したくなくて、ついつい我が子にこういう口調で注意したくなります。


「●●しないでよ?」


ん?どういうこと?私言ってないわよ、って思いますよね。

じゃぁ例を出しましょう。


「忘れ物しないでね」

「こぼさないように食べてね」

「遅れないようにしなきゃダメよ」

「イライラしないで!」

「ゲームばっかりしないで!」

「大きな声を出さないで!」

etc…。


ね?思い当たるところがあるでしょう?

でもお母さんがいくら必死に注意しても、絶対にその場面は訪れます。

忘れ物はするし、走り回るし、白い服に食べ物をこぼすんです(笑)。



「~●●しないで」は、実はその場面を望んでいると同じことなんだそうです。

望んでないのに、それを言い続けて、まるで呼び寄せているなんて!!衝撃的ですよね。

実は否定形から入ると、相手の耳に残りにくいのです。
「あ~あ、お母さん、また言ってるや」って。
つまり聞き流しているんですよね。

ただ、不思議と声のかけ方をかえると、態度や動きや聞く姿勢や、その他のなにかしらが変わっていくのです。


「(一緒に)準備をしようね」

「口を近づけて食べようね」

「時計を見ながら準備しようか。あと10分で何ができる?」

「落ち着いてね」

「ゲームをする時間を決めようか。どれくらいしたいの?」

「怖い話聞いたんだよね。話してもいい?」


ポイントは同じ意味を逆側から見た言葉に言い換えること。

するとガラリと雰囲気が変わり、いつもと違う展開が訪れるそう。

そして、言い方を変えるだけで、親子の会話も増えていきます。

いつも頑張っているお母さん。

きっとクタクタなことでしょう。

だまされたと思って、この秋、お家でちょっとチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

0 件のコメント:

コメントを投稿

精華学園高校 福岡東校 情報

精華学園高校 福岡東校 オープンスクール情報

  こんにちは。 精華学園高校 福岡東校の山口です。 大変お待たせしました。 オープンスクールの日程が決まりましたので、お知らせします! 日時は以下の中からお選びください。     ■7/23㈯ 10:00 / 14:00     ■8/27㈯ 10:00 / 14:00    ...

人気の記事